SEOなんてものはなかった。


ただの意味のないシニフィアンでしかなかった。
表層として見えていたのは検索エンジンの隙間から見える、ただの脆弱性である。
SERPsの順位を若い番号にしたいのならコンテンツ、文字、グラフ、意味を意味あるモノにするればいいだけである。
あくまで個人的な解釈だが、検索エンジンはこれからAIとして形成されていくのだとしたら、そこでの世界は「マークアップランゲージ」を稀薄なのものとされる。
AIがHTMLコードではなくブラウザで視覚化されるコンポジションを評価するからだ。
それは言ってしまえば「マークアップ」の排除であり、「情報デザイン」の代替である。
ウェブページは検索ロボットが読むのではなく、人が読むのだとしたらページに施すべきなのは視覚情報のシンプルな伝達であり、タグを介した伝達ではない。
そんな未来を臨めば検索ロボットが視覚情報を理解することだって簡単なんじゃないかな。


皮肉なことに、SEOと言う名のHTMLの書き方を商業利用したために、
検索エンジンがティム・バーナーズリーが望む世界から少しずれたものにするかもしれない。
いわゆるSEOスパムの排除だ。
しかし、今のSEOはまだSERPsに影響を与えている。
例えば、あるサイトのHTMLのソースの書き方を換えた(Valid XHTML 1.0 Strict+CSS)だけで数字が極端に若くなった。
特にそれは、yahoo!Japanでその効果が顕著に表れた(2005/9)。
yahoo!JapanのYSTが「マークアップ」による情報を大切にしている証拠のように感じられる。


現在のスパムが評価されるSEOはまだ言わばフェイズ1であり、フェイズ2が今垣間見られている「正統なSEO」である。
そしてフェイズ3のSEOでは「SEO」はなくなってしまうように感じる。そしてフェイズ4は検索が人を介して行われ、その対策を行うこと。
それは検索エンジンの進捗度合いにもより、まだその予想は希望とかわらないのだけど。



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